顔 赤いの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
40代女性
生まれつき 顔が赤いと思っていましたが、最近は特に赤く、夏の暑いとき目立ち、のぼせもあります。
冬の寒さで口びるが紫色になり 生理の時、大きな塊もあります。
友人に勧められ 漢方相談しました。
中国医学には「中医美容」が有ります。
美容の源は「気(生体エネルギー)、血(血液)、津液(体液)」を内臓や肌の栄養物質の基礎と考えます。
「血」は全身に栄養を運び内臓と皮膚を養います。「津液」も全身に潤を与えます。血、津液を全身に送り届け全身の美肌を保ち、潤い、艶、滑らか、張り、弾力、血色を保ち理想の肌を維持し、美肌作りは内面からのケアが重要です。
この様に「肌は内臓を映し出す鏡」とも言われます。
中医学(中国医学)では、顔が赤いと「血熱」と言う独特の考え方があります。血熱とは血液の病的状態の一つで、ほてりや発熱などの状態のほか、赤みのある発疹、紫斑、出血などが見られますが、、、
この方の体質、タイプ的には、陰虚(体液不足)、瘀血(血行不良)、陽虚(熱エネルギー不足)がありました。体の気血を補い、瘀血(血行不良)を改善して、体の五臓の肝腎陰虚(肝と腎を補う)の漢方を提案しました。
再来され 寒い時ののぼせも治まり、口びるの紫色や生理の時の塊もなくなりましたと報告されました。
中医美容は、女性本来の内面からの美肌作りで、表面的な方法より時間がかかります。
即効的でない分、自然で健康的な美肌をキープ出来ます。
中医美容最大の特徴は、養肌(若返り)、整肌(トラブル改善)、
美肌(より美しく)の為、体の内側(内臓機能の向上)からの美肌が重要となります。
12年前 中国 雲南省 昆明にて中医美容を研修、楊 先生ご夫妻の指導で
有意義な研修が出来、改めて中医美容のすばらしさを感じています。
TEL:0226-27-2108
住所:宮城県気仙沼市長磯船原33-1